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edafe8e4 anonymous 2022-06-30 20:35
サイエントロジーとは誰ですか?
2f77e89e anonymous 2022-07-02 07:39
サイエントロジーのセイタン(Thetan)はヴェーダンタのアートマン(Ātman)と同義だが、音声学的にサタン(Satan)と掛けているのが皮肉好きなLRHらしくて面白い。つまり、新旧聖書の説く神の奴隷としての人間観を否定して、自由な精神的存在としての人間観を確立すること(架空の至高の神の権威を否定)を狙っている。
f6f74031 アンス 2022-07-03 09:52
>>2f77e89e
Oldtimer さん
ありがとうございます!
善からも悪からも自由な存在がセイタンなんですね。
さらにハバードは、
セイタンという呼び名から、今まであった神や悪魔の観念をも越えていく方向も示唆しているんですね。
知りませんでした。
ありがとうございます!
5b5b65d2 アンス 2022-07-03 09:56
>>edafe8e4
これは、禅問答ですね!

アンスが答えるとしたら、
シータメーターと格安セッション
と答えますね。

追記
シータメーター
https://youtu.be/y2qEUKpm5m8
10f79b27 anonymous 2022-07-06 21:24
 皆様におかれては、釈迦に説法かもしれませんが、一応投稿しておきます。
 『侮辱罪』厳罰化が、明日(2022年7月7日)より施行されます。従来の拘留または科料に加えて、1年以下の懲役もしくは禁錮と30万円以下の罰金が新たに加わりました。
 何かを批判するときには、注意が必要です。
 嫌な話ですみません。
c6c20063 アンス 2022-07-10 08:29
わかりました。
ちょっとした冗談が、いじめにつながったりすることもあると思うので、
私も発言には、気をつけたいと思います。
0b2b3e90 anonymous 2022-07-12 00:02
ワキチンを強制化出来なかったからって単純過ぎ…
466c4730 Old Timer i1b5ibip3kS 2022-07-13 08:52
そろそろ安倍晋三が転生して新生児になっている頃。記憶が消えてないかもしれ
ないぞ。
b7c265df anonymous 2022-07-20 04:17
統一教会が改めて問題になっている。

統一教会とサイエントロジー教会はイギリスのMI6とアメリカのCIAの世界戦略のための宗教であり、今もそうだ。サイエントロジー教会の創設者であるLRHも統一教会の創設者である文鮮明も、MI6およびCIAのエージェントであった。これは、アメリカの情報公開文書により確認できる。統一教会もサイエントロジー教会も、MI6およびCIAの下請け機関として麻薬の密売やクーデター計画に関与していた。

では、統一教会とサイエントロジー教会の違いは何か?集金システムはほぼ同様である。サイエントロジーはLRH以前(19世紀)から存在しており、またMI6の純粋培養の宗教であり、多くの人間が長い時間を掛けて携わった人間の精神と潜在能力に関する研究プロジェクトであった。これは、LRHの前世であるセシル・ローズの頃から既に始まっている。つまり、LRHは肉体を変えて(越えて)サイエントロジーに関与した。一方、統一教会は文鮮明と側近の頭の中だけで創造した韓国ナショナリズムに基づく一神教的メシア信仰である。

サイエントロジーそのものとサイエントロジー教会は別物である。サイエントロジー教会の教義には、LRHおよびミスキャベッジによるアービトラリーが含まれている。特に、マネジメントの方針に関しては、それが顕著である。

サイエントロジー教会の最大の誤りは、キリスト教圏の伝統に迎合して至高の存在(至高神)を否定しなかったこと、多神(自然霊)の存在を明確に説かなかったこと、LRHを弥勒菩薩信仰と結び付けてメシア(救世主)化してしまったことである。
bc965467 anonymous 2022-07-30 23:49
「サイエントロジーは現代のグノーシスです」(LRH)

偽りの真理を説いた新旧の聖書の目的は何だったか?それは、グノーシスの叡智を破壊することだった。インプラントとテレパシー干渉に基づいた一神教による救世主信仰は、この惑星の理性をことごとく抑制した。
5e007267 anonymous 2022-08-07 06:55
こちら側が一方的に知ってる人達が不仲だとします。

例えばとある国の大統領と、別の国の首相とか。

この直接関わりのない第三者同士の対立を、何らかのソロのプロセスで処理出来たりするものでしょうか?
0dea4d16 anonymous 2022-08-08 21:08
霊感商法で社会的問題となっている旧統一教会の献金システムとサイエントロジー教会の献金システムを比較してみました。

〈旧統一教会と比較してサイエントロジー教会の献金システムの優れた点〉

①最初に、「サイエントロジーは宗教である」とはっきり伝えている。つまり、不実告知には該当しない。

②サイエントロジー教会の献金は、IASや理想のオーグ建設の集金イベントを除けば、当事者本人が受益者となる実物サービスの実費する対価であり、霊感商法のような効果が検証できない世界をダシにした寄付金は徴収しない。

③サービス料金が予め明示されている。つまり、明瞭会計である。

④サービス料金自体は高額だが、原価率も高い。いわゆる、ぼったくり商法ではない。

⑤教団独自の返金システムが存在する。

〈サイエントロジー教会のカルト的な組織体質〉

①ブリッジに関する能力向上(回復)や効果の誇大宣伝。

②営業担当のハードセル。その日の内に、その場で決断を執拗に迫る。現金が無ければクレジットカード決済を含む借金を促す。

③ブリッジに関する効果に納得がいかなくても、苦情は受け付けず、エシックスに送り、更に修正のための新しいサービスの契約を迫られる。

④サイエントロジーに批判的な家族(勝手にSP認定)との断絶オーダー。

⑤定期的に開催されるIASや理想のオーグ建設その他の名目ための集金イベント。会場の空気は、催眠療法的な狂気に満ちている。
a6b714c4 anonymous 2022-08-09 13:52
>>0dea4d16
カルト的組織体質の④はあまり感じなかったな。

手紙書くように言われたりとか電話で当たり障りない話したりとか、関係改善するように促された記憶しかない。
4715de07 anonymous 2022-08-09 16:49
笹川良平乙女
1a8f269c anonymous 2022-09-03 05:16
「ヤルダバオート(注:偽の神)自身がやったのは、アブラハムという人間を選び、服従を誓う限りは土地を与えるという契約を結んだという、それだけである。その後、モーセを通してアブラハムの子孫をエジプト国外に連れだし、法を定め、彼らを「ユダヤ人」とした。そして、7人の神(ヘブドマド)がその中から自分の使者を選出し、ヤルダバオートを神と讃えるように促した。そうすることで、預言者から神の栄光の言葉を聞けると思い込んだ人類全体が、預言者の言うこことを聞くようになる。」(エイレナイオス著『異端反駁論』より)

ここには、古代世界のグノーシス信仰や各民族の多神教、そして、その知的遺産を殲滅させたキリスト教(カトリック教団)の母体となったユダヤ教の成立の秘密が書かれている。

地球外の得体の知れない気まぐれで暴力的な絶対神が、勝手に土地の権利を与える契約を結ばせ、預言者を通じて、戒律を定め、従わない人類に罰を与えるという荒唐無稽な物がである。これが、同じ一神教の啓示終末(救世主)信仰のキリスト教とイスラーム教の土台であり、本質はユダヤ教と何ら変わりはない。

神の愛を説いたイエスは違うのでは?果たして、そうだろうか?新約聖書には、イエスの言葉として、(絶対神への信仰の下に)隣人や敵を愛するようにと説かれている。しかし、愛とは自発的なものであり、誰人も自由意志を持った独立した個人に対して、何かを愛するよう人に命じることなどできない。個人が何かを愛するために、誰かに命令される筋合いなどないのだ。人間にとって、最も自然な状態とは何者にも命令されない状態である。他の「命令」も見てみよう。「悪に抵抗するな」「敵を愛せ」「害を与えるの者に対して善を為せ」「頬を打たれたらもう片方の頬を向けよ」「苦境を受け入れよ」「加害者を許せ」。これらは、イエスの命令であり、イエスを通じた神の命令でもあるということに注目されたい。この言葉をイエスが本当に語ったか否かは問題ではない。これらの新約聖書(福音書)のイエスの言葉は全て、人間を無気力な「犠牲者のゲーム」へと誘うものであり、支配者にとっては実に都合の良い反生存的な道徳律(注:生存的な倫理律[エシックス]とは無縁な教え)である。要するに、新約聖書も旧約聖書と同様に、否、それ以上に強力なマインドコントロールのウイルスが埋め込まれているということである。

新約聖書に登場するイエスなる人物の実像とはいかなるものだったのか?新約聖書のイエスのモデルとなった人物は、バプテスマのヨハネから教祖の座を不当に簒奪した偽教祖であり、魔術師であり、ユダヤ教・クムラン教団過激派(ゼデク派教団)のテロリストであり、ユダヤ人が待望していた救世主の一人であった。当然ながら、聖人とは似ても似つかない人物である。ちなみに、後にこの教団を乗っ取た人物が、カトリック教団創設者のパウロである。つまり、原始キリスト教(後のカトリック教団)は、偽者(簒奪者)の偽者(簒奪者)によって始まったということだ。

LRHは、当然、キリスト教の真の歴史もイエスの実像も知っていたに違いない。LRHは、「この惑星の歴史上で、インプラントに影響されてない宗教はオリジナル(注:現代に伝わる経典には残されていない)の仏教のみであった。」と書いている。にも関わらず、LRHはプロテスタント教会を真似たサイエントロジー教会を設立し、キリスト教の文化にも迎合した。自ら、「サイエントロジーは現代の(甦った)グノーシスです」と述べていたにも関わらず。
0e72bf91 anonymous 2022-09-04 03:21
GLAという宗教の創設者であり教祖であった高橋信次という人物がいる。彼は、教団内でゴータマ・シッダールタ(釈尊)の生まれ変わり(再誕)とされていたが、実業家ゆえの宗教家らしからぬ風貌や気さくな性格に加え、既存宗教の盲信や形式的儀式を批判し信仰を重視しない独特の(一見、理性的な)教義を説きながら、会場で真理実証と称して信者(会員)に古代の異言(主にインド系の言語)で語らせたりしながら、人々の心を掴んでいった。彼は自ら異言を語ったり、異言で質問しながら信者にも異言を語らせることができるだけでなく、他心通や宿命通も使え、更には、外在化やテレキネシスの能力も持っていた。ただし、ヒーリング(本物のヒーリング能力を持つ人間は極僅かでありダスカロスも実は持っていなかった)やカルマ(悪因縁罪障)を浄化する能力は持たなかった。

このGLAという教団には不思議な現象が度々起きた。高橋信次の著書を購入し講演会に電話予約をした新規者の名前や住所が、(会場に受付をして顔を見せただけで)まるで来場を予見していたかのように既に教団側に知られていたり、ゴータマ・シッダールタ御在世当時の古代インドの心象風景が脳裏に浮かび、実は自らがゴータマ・シッダールタと同時代に生き教えを受けた有縁(縁生)の存在であり、ここにいる周りの人間もそうである。そして、あの高橋信次こそ当にゴータマ・シッダールタの生まれ変わりである。「ああ、なんと懐かしい」と感涙を抑えることができない。このような体験が多発した。

では、そのカラクリの正体はいかに?LRHは、「かつて、中東一帯にスネーク同盟というカルトが出現した」と語っていたが、高橋信次は、その「蛇の兄弟」と呼ばれる魔の霊団のエンティティに憑依されていた。要するに、テレパシー干渉(霊的障害)による“魔の通力”である。エンティティの干渉によるマインドコントロールの解除は、サイエントロジーのプリOTレベルのセッションにおいてはメインテーマである。

高橋信次は、背後の霊団のエンティティが憑依した場合だけ神通力を発現し、エンティティが幽体から抜けると何の神通力も持たなかった。その魔の通力は、信者に偽の心象映像を見せるほどに巧妙かつ強力であった。当然、高橋信次の説いた教えは、オリジナルのゴータマ・シッダールタの教えとは縁もゆかりもない偽りの教えである。偽りの教えを信じた者は、来世以降もカルマ(バンクのケース)となり無明の谷底に落ちてゆく。宗教というものは、新興宗教や伝統宗教(神社仏閣巡りを含む)を問わず、関わることはリスクを伴うのだということを理解していただきたい。

なお、魔の霊団のエンティティは教団自体に憑依しており、今では高橋信次の娘である高橋佳子が、父親の信次に代わり同様の神通力(会員の遺族の故人との霊媒能力を含む)を用いて、会員を欺きながら偽りの教えを説いている。憑依の対象が父親の信次から娘の佳子に変わっただけであり、バックの霊団とエンティティは同じである。ちなみに、幸福の科学の大川隆法は、高橋信次のパクリで仏陀の再誕を自称し霊言を行っているが、高橋信次のような神通力(魔の通力)は持っていない。幸福の科学は、ビジネスでありパロディである。GLAほど強力ではないが、それでもGLAとは別のエンティティの影響下にあり、有害な宗教には変わりない。
4ff442a7 anonymous 2022-09-04 20:34
ナントカ還元水乙女




今度は上手大学か?
f913b79d anonymous 2022-09-05 02:21
この惑星に現存する宗教で、純粋な実践宗教であったオリジナルのゴータマ・シッダールタの仏教を除いて、外的なエンティティ(コントローラー)の影響下にない安全な宗教は、日本の神霊教(教祖は大塚寛一/本部は東京都港区赤坂)である。

神霊教は「奇蹟の殿堂」と自ら名乗る通りの生命の蘇生現象が日常的に起きている。既に教祖は亡くなっているが、今現在に至るまで奇蹟は起き続けている。神霊教には、教義上に輪廻転生の概念は存在しないし修行体系も存在しないが、信仰のみによって心身のヒーリング及び体質改善のみならずカルマ(悪因縁罪障)自体を浄化し、経済的にも環境的にも生存のベクトルに向かうことができる。また、蘇生の現象(現証)は人間に留まらず、動植物や機械その他の無生物にも及ぶ。これが叶う宗教は、他にはまずない。神霊教の教祖は、偉大な守護聖人だと理解すれば良いだろう。なお、守護聖人による奇蹟は、LRHのフィラデルフィア博士号コースにも語られている。

この惑星の圧倒的大多数宗教は、伝統宗教や新興宗教の違いを問わず、外部のエンティティ(マインドコントローラー)の影響下にある。日本人は、“伝統ゆえに尊い”という勘違いの信念により、信仰のリスクを安易に考えている。しかし、神社仏閣巡りであっても、たとえ、それが手を合わせるだけであっても、邪な神々あるいは悪鬼魔神たちにとっては信仰になり外、部のエンティティ(マインドコントローラー)と接続されることになるのである。

偽りの教えを説く邪宗教に帰依すれば、外部の宗教エンティティにオーラ(セータボディ)を侵食され、カルマ(バンクのケース)が再刺激され、テレパシー干渉(霊的障害=呪い)を通して運命をコントロールされ、熱心に信仰するほど、末期癌を含む深刻な病気、事件・事故・災害に巻き込まれ、人間関係や経済的な破綻、精神異常や自殺といった不幸が頻繁することになる。それのみならず、邪宗教への信仰は、カルマ(バンクのケース)を強化し、モティベーターのみならずオバートも誘発してしまう。これも全て、「苦しむほどに成長し救いに近付く」という死後のインプラントステーションでの洗脳に至る偽りの教義を現実化するためのマインドコントロールの一環である。しかし、皮肉なことに信者・会員が苦しめば苦しむほどに、邪宗教は繁栄するのだ。

GLAの高橋信次の例では、彼には園頭広周という忠実な弟子がおり、彼は高橋信次の死後にGLA分派である国際正法協会という宗教団体を設立した。彼は、高橋信次の霊的能力を信じ切っており、霊的現象をもたらす彼を、ゴータマ・シッダールタ(釈尊)の生まれ変わりであると信じて疑わなかった。園頭広周は、自らの死の数年前から奇病(難病)に侵され、最期には「高橋信次は偽者であった」と言って悶死したと言われている。ゆえに、現在では国際正法協会なる宗教団体は存在しない。宗教とはこのように、選択を誤ると非常に危険なのだということを、皆さんも理解していただきたい。
4c8a3745 anonymous 2022-09-09 05:53
LRHは1981年後半(脳卒中を患う直前)において、哲学的および技術的な多くのトピックに関する彼の個人的な見解(アドバイス)を口頭で口述する習慣があった。これらのBulletin(会報)は、LRHがオフラインであるのでは?あるいは無能力である可能性さえあるのでは?というパブリックの疑念を払拭するために、RTCによって年間を通して均等にリリースされた。それは、LRHの名前で定期的に「新しい速報」を発行することにより、サイエントロジー教会の単なるコンサルタント(顧問)に過ぎなくなった彼が、今でも「教会を完全に支配している」のだという幻想をパブリックに抱かせるための経営上の戦略でもあった。

1982年を通じてL・ロン・ハバードの名前で発行された一連の「哲学会報」の中で、後世に最も物議を醸したものは「Pain and Sex(痛みとセックス)」と題された文章である。

この会報は、「Pain and Sex(痛みとセックス)」は、フロイトから工場の心理学者に至るまで、誰もが犯罪者と対等な立場にあるとラベリングすることから始まる。次に、セックスは完全に人工的な概念であり、ビーイング(セイタン)に固有のものではなく、したがって、宇宙全体をコントロールし、人口を征服するための“悪意のある生き物”による邪悪で精巧な計画の結果であると述べている。 それは、通常の性的活動におけるわずかな耽溺が必然的にあらゆる存在の恵みからの堕落をもたらすことを直接暗示することによって終わっている。

この会報が物議を醸す内容である理由は、この文章は、反出生主義というアウトエシックス即ち反生存的選択を助長するものであるからである。サイエントロジーは一貫して、生存というゲームを通じてOTとしての超生存(即ち“存在するセイタン”)を目指す道筋を提示してきた。しかし、この文章はヒンドゥー教あるいはジャイナ教的な無気力的反生存という奈落の落とし穴(トラップ)への道筋を誘引しているように見える。

あるビーイング(セイタン)にとって実際に何が本来備わっているのかを自問することができる。サイエントロジーの公理によると、自分自身のポスチュレートされた存在以外のビーイングの固有の属性は、彼自身の視点と、自己決定、新しい視点、およびポスチュレートを形成する能力である。それ以外はアドオン(付け足されたもの:メカニクス)だ。人間を精神的な存在として受け入れるサイエントロジストにとって、セックスは明らかに身体的な属性であり、明らかなアドオンである。ゆえに、誰かの性別に関連する性的特徴と性的衝動は、精神的な要因ではなく、主に文化的要因と生物学的要因の両方の産物なのである。したがって、この会報の文章を読むまでもなく、その30年前に発行されたサイエントロジーの公理からの単純な推論(帰結)によると、セックスは明らかにビーイング(セイタン)に固有の属性ではない。

そもそも、セイタンの実在性とMEST(のリアリティ)の非実在性を前提とするサイエントロジーの教義において、肉体的性別がセイタン本来の性質や特性に基づくものでなく、純粋な肉体的属性であるということは自明の結論であるし、セックスがセイタンの美的感覚の模造品(劣化版)であることは、LRH自身が1950年代から言及していた。

仮に、セックスが「劣化のツール」であったとしても、それがホモ・サピエンスとしての生殖行為がアウトエシックス即ち反生存的であるという結論にはならない。なぜなら、OTの極みを目指すためには、肉体は必要不可欠だからである。必要悪の範疇ですらない。我々、大多数のホモサピエンスは肉体を持たなければ、生存はおろか知覚さえも満足にできないのだ。

まず、この会報の問題は前後の文脈が存在せず、ピンポイントでピックアップされた文章であるということである。この会報に限らず、公開されたLRH晩年のアドバイス(哲学的散文)は、LRH晩年の大量のアドバイスの一部を、教会が選択的にピックアップしたもの(恐らく改竄や捏造を含む)に過ぎない。そもそも、LRHの研究調査ノートやメモ類のみならず、HCOBやHCOPLでさえ、大量の手書きの未発行の文章(機密レベル含む)が、教会の記録保管庫に今なお眠っているのである。

加えて、アルフレッド・コージブスキーの言う「(成立)過程」及び「コミュケーション」のデータが完全に欠落している。サイエントロジーの論理に拠れば、データの誤りは三種類あり、そのどれもが誤った判定を導く。①データの欠如、②偽りのデータの插入、③誤ったデータの重要性(位置付け)の評価。過程とコミュケーションのデータが欠落している以上、この三つの全てが当てはまる。

「“Pain and Sex”(痛みとセックス)」は、

1)その文脈上の意図や位置付けが不明である。

2)根拠が示されていない。

3)改竄あるいは捏造の可能性が存在する。

という意味で、論理的には全く価値のない文章であると言える。


セックスは単なる「人工的波長」であるため、必然的にセイタンの劣化のツールであるという主張は、何の根拠も説明的事実もなしに、この会報「Pain and Sex(痛みとセックス)」で与えられている。LRH自身は、少なくとも1979年までは、セックスは存在の主要なダイナミクスの1つであると常に主張してきた。サイエントロジーのベーシックなデータの1つに対して、説明なしにそのような重大な修正を行うことは、全く良心的ではないだろう。それは、混乱とそれに続く偏った解釈への道を開くだけである。

この会報は、後に教会が 1991年に行った第2のダイナミックの定義の改訂の真の背景にあるものだ。LRHが署名した会報「Pain and Sex(痛みとセックス)」を完全に理解している人なら誰でも、以前の(LRHがサイエントロジーの主題に捧げた人生のほとんどの時間を通して有効であったはずの)第2のダイナミックの定義を修正しなければ、明らかにそれが無効になることをはっきりと理解できるだろう。第2のダイナミックは、「聖典」のマテリアル全てで改訂され、セックスが削除され、「創造性」に置き換えられた。これは、事実上の第2のダイナミックのキャンセルでありながら、“置き換え”の形式が採られた。

現在のサイエントロジー教会には、以下のような、一つの上位のデータ(データを扱うためのデータ)が導入されている。これは、アービトラリーである。

「最新のアドバイスは、常に古い方針を無効にする(だけの効力がある)。しかし、その最新のアドバイスの由来(経緯)と根拠は示されない。」

現在、サイエントロジー教会の経営陣は、LRHの晩年の哲学的散文を、たとえ文脈から全く切り離されていたとしても、これまで以上に純粋な福音であると看做し、それが、実行可能な唯一の解決策であることを要求している。

1960年代と1970年代のサイエントロジーの真の黄金時代の背後にある原因と、1980年代以降のその後の衰退の根底にある原因を技術的に説明する重要な要素は、分析的な心の構造と反応的な心の構造を区別する同じものである。前者 (サイエントロジーの真の黄金時代と分析的精神) は、理性、差別化、および複雑なデータの組み合わせの創造的な統合に基づいている。後者は、あらかじめ設定された行動 (刺激反応または教化による)、単純化された関連付け (A=A)、およびデータの文字どおりの解釈から得られないものは何でも禁止することによって特徴付けられる。

1980 年代を通して発行された、「アドバイス」の巻の残りの大部分はおそらく決して広く出版されることはないだろう。だが、これらのアドバイスは現在、教会のシーオーグメンバーの精鋭である上級管理職によって長期的に公表され、実行可能な方針に取って代わるものと見なされている。

シーオーグ内で使用されている、恐らく何千にも登るであろう未公開のアドバイスの類は、そのほとんどはかなり短い文章である上に、多くの場合、明確な文脈や適用の領域が提示されていない。そこにあるものは、文脈から切り離された創設者(教祖)の哲学的散文を盲目的に「絶対的な真実」として認識することを要求する教条主義(≠原理主義)と狂信的偏執である。

教条主義と原理主義は別物である。ムスリムの過激派が原理主義の代名詞となった今日では、原理主義という概念が全く誤解されている。原理主義は、元々の主題が合理的で理性的である限り、その主題の純粋な原理原則に基づく適用は、合理性と理性及び能力の向上を保証するものである。一方、教条主義は、合理的で理性的でない主題は言うまでもなく、合理的で理性的な主題をも破壊する。現在の教会の指導者たちは、LRHの仕事と遺産をほとんどを破壊し、彼らの使命の正反対のものを効果的に達成している。

1981年半ばまでに、ACU(オール・クリアー・ユニット)は、隠遁者であるLRHが外部の世界と接触するためのコミュケーション・ラインを独占した。ACUの責任者は何を隠そうデビッド・ミスキャベッジであった。つまり、LRHのアドバイスのCompile(編集)の責任者は彼である。したがって、LRHの晩年の疑わしい著作の多くは、少なくとも、コミュケーションライン上のインテリジェンスの逸脱や偏向の存在、場合によっては ACUの捏造に起因するものと直接推測できる。変更されたデータの正確な性質とその程度、およびその結果としてLRHからのどのコミュケーションラインが汚染されたかを客観的に証明することは、おそらく半永久的に不可能なままだろう。

これは、実際には多くの異なるセットに属するピースから単一のジグソーパズルを構築しようとするため、教会が近年において進化させてきた「奇妙な技術」の原因を説明している。

この雪崩のようなLRH晩年のアドバイスは、決して広く発行されたことはないのだが、教会のシーオーグメンバー精鋭の上級管理職が日々の業務を遂行するために日常的にアクセス可能なものである。しかし、上級管理職を除いて、それらのデータにアクセスできる人はほとんどいない。ほとんどのサイエントロジストは、それらが現在の教会の行動の完全な基礎と理論的根拠を形成しているにもかかわらず、それらが存在することさえ認識していないのである。

混沌とし た相反するアドバイスや具体的でないアドバイス(大部分は、参照する文脈なしに文字通りに解釈される)の中でガイダンスを必死に探求する中で、教会の指導者は常にタイムトラックのチェーン上で「最新の」順序を見付けだすことに偏執 している。より以前のデータがどれほど基本的または基本的であっても、最新のデータは、以前に発行されたものをすべてキャンセルしてしまうのである。

それらの知識と技術の喪失は、サイエントロジーが実際には非常に複雑な知識体系であり、その多数の構成要素を統合することによってのみ完全に理解できるという認識の欠如によって生じている。

すべてを説明する「魔法の引用」を求めるこの傾向は、狂信者の典型的な属性である。これは、多くのサイエントロジストや元サイエントロジストの間でさえも頻繁に見られます。それは、しばしば主題の誤用につながり、最悪の場合は過激的な教条主義につながるだろう。

今日の社会における、そのような過激主義のいくつかの明白な例は、中絶手術者または同性愛者の暗殺を正当化する聖書のお気に入りの引用を見つける一握りのキリスト教徒の中に見出される。

後の未発表の著作を解釈する際に、論理的な道筋をたどるとすれば、LRHがその時々の必要性を満たすために、核となる方針を継続的に修正するほど頻繁に間違っていたとしたならば、LRHはサイエントロジーにおいて「ステータブル・データム(基となるデータ)」の地位を失うだろう。

どうやら、LRHから支配権を簒奪した教会の相続人達は、論理と理性をまったく知らなかったようである。現在の教会の指導者は年を追うごとに、過激的な教条主義のレベルを上げ、“信者”による盲目的な服従の要求を増やしているのが現状である。

現在の教会管理者によって使用されている誤った論理の実際の根源は、彼がこれまでに発表したあらゆる分野における、LRH(より精確には教会が編集し公開したLRHの文献)の無謬性に対する彼らの狂信的な信念である。それは、サイエントロジーの教義や技術的な問題だけでなく、また、方針(ポリシー)やローカルの役員指令だけでなく、健康と栄養から数学とコンピューターサイエンスまでに及ぶ。録音された会議や出版された著作におけるLRHの発言が、事実やその後の「アドバイス」と相容れないことが判明した場合はいつでも、『1984』(ジョージ・オーウェル)の「真実省」が使用したものとほぼ同じ方法で、経営陣によって密かに編集され再発行さるのである。

確かに、セックス(生殖)も捕食も、タイムトラックを遡れば、そのように設計即ちプログラムされたものであることは確かであるが、セックスが単にセイタンの美的波長を模した人工的な波長であることを認めたとしても、それが自動的に倒錯や奴隷制のためだけに作られたツールになる理由については、まだ何の説明にもなっていない。私たちの社会の多くの人為的な側面は、「創造的または破壊的である」ことが証明されており、その結果は、それらが人工的に作成されたか自然に作成されたかではなく、それらが適用された方法に基づいて善または悪になる。

そうでなければ、そのような推論は、テクノロジーと現代文明の両方が悪の産物であり、自然に戻り、王権神授説によって自己任命されたエリートによって指示された一連の柔軟性のない規則を厳守する必要があるという避けられない結論につながる。それは、中世暗黒時代のローマ・カトリック教会や現代のムスリムのタリバンあるいはISISが支配するタイプの社会であろう。

性への偏執という宗教的狂信は、マニ教や中世のキリスト教の特徴であった。また、ジャイナ教やヒンドゥー教あるいは密教(タントラ仏教)の一部の特徴でもある。LRH自身の調査研究によると、キリスト教のほとんどは「インプラント」の結果である。セックスをこの地球上の悪の産物と見なす信念あるいは性的タブーの研究は、それぞれの根源が宗教的信念に深く根ざしていることを示してる。

実際、「Pain and Sex(痛みとセックス)」という会報を少しだけ改変し、「Psychs(心理学)」を「Satan(悪魔)」に置き換えると、暗黒時代を通じて教えられてきたキリスト教の教義と完全に一致するものを見つけることができる。したがって、あたかも致命的な罪があるかのようにあらゆる性的行為を分類する考えの背後には、誤った記憶 (これはインプラントの内容を説明する最も簡単な方法である) がある可能性が非常に高いと言える。

教会が、LRH晩年のオリジナルの教えを、独立した偏見のない第三者による研究に自由に利用できるように全面公開するのでもない限り、それらの「偽りの記憶」がLRH自身のものだったのか、それともLRHの名を語る別の誰かによって引き起こされた改竄あるいは捏造だったのかの評価は、永遠に憶測の域を出ないだろう。

これは単に、サイエントロジーの論理とその核となる基礎との整合性が、サイエントロジーを理解するための唯一の真のガイドであることを示しているにすぎない。

これらの原則(「文脈外のアドバイスは、論理に基づく主題の徹底的な理解を前提に評価されなくてはならない」)が守られなければ、何年にもわたるハードワークと応用研究を通じて、サイエントロジーのテクノロジーの完全かつ正直な理解を真に習得した人への報酬は灰燼に帰すだろう。

この一つの晩年の会報を元に、突如、それ以前のサイエントロジーの文献(マテリアル)が全て改定された。根本原則が否定されてしまったに等しい暴挙である。晩年のLRHの(ものとされる)一つの哲学的散文によって、何十年もその効果が実証済みのデータ、しかも最も基本的な(ベーシックな)データが全ての文献においてキャンセルされるという狂気が生じた。

この一連のプロセスは、文脈の全く異なる、混沌とした相反する晩年のLRHのアドバイスの山を同列の重要性(最重要の等級)で扱い、そのなかのたった一つのアドバイスを以て、複雑なジグソーパズルの全体を「新しいアイデア」によって強引に組み立てようとすることは全く不合理な取り組みであり、これこそ反応心(バンク)の同一性思考の為せる技に他ならない。サイエントロジーの黄金期(60年代と70年代)と80年代以降の停滞は、分析心に基づいてデータを適用したか、反応心(ロンズオーグのような根拠もなく検証もされていない霊的啓示を含む)に基づいてデータを適用したかの違いである。

これは、どんなに基本的なデータであっても、また、どんなに効果の実証済みのデータ(あるいはテック)であっても、「新しいデータは古いデータをキャンセルする効力を有する」というアービトラリーに基づく大原則(上位のデータ)が教会には存在するからである。そして、その延長線上に、古いLRHのデータは新しいミスキャベッジによってキャンセルされる。その成れの果てが、今日のサイエントロジー教会である。
e4aa3b7b anonymous 2022-09-10 20:22
 要するに『生存的であれ』と言うことかな。

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