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ea37fa35 anonymous 2023-05-21 15:52
「FZ Meter mk rh4」をマイコン(Raspberry Pi piko)で制御してみました。
秋月で手に入る部品で自動調整を実現できました。ADコンバータはMCP3424を 14bit/60SPS で使用しています。
「Ability Meter」と同等の機能を実現できそうです。

〇TA用電流計の置き換え
TA用の電流計を10kΩの抵抗に置き換えADコンバータで電圧を測ります。
0V→TA:0.95、1V→TA:6.5 として計算しLCDへ表示します。

〇TA用ポテンションメータの置き換え
TA用ポテンションメータを10kΩの抵抗と10kΩのデジタルポテンションメータに差し替えます
接続は次の通り
・TA1端子-未接続(Vssは電源としてつながっているので接続不要)
・TA2端子ーデジタルポテンションメータのW
・TA3端子ー未接続
・TA4端子-10kΩーデジタルポテンションメータのA

秋月で入手可能な MCP4018 を使いました。 128階調ですが、感度を正しく設定していればメータのセット範囲内(6メモリ)に収まります。
1024階調のものが手に入るならば、セット位置の2メモリ以内に自動調整できるようになるかと思います。

・自動調整
調整用ボタンを追加し、ボタンが押されたらデジタルポテンションメータを制御します。
ADコンバータでR9の両端の電圧を測り 350~450[mV] (おおむねセット範囲内)となるようします。
(階調数の多いデジタルポテンションメータならば範囲を狭めることができるかと思います。逆に針が荒れるようならば範囲を広げます。)


R9の両端の電圧をパソコン等へ送信すれば「Theta-Meter」のようなこともできるかと思いますが、UIを作るのは面倒ですね。

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