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38c10529 anonymous 2025-03-16 23:19
覚醒者が陥る落とし穴

エックハルト・トール、バイロン・ケイティ、クリシュナムルティ、ラマナ・マハルシは、精神的なショックや肉体的な衝撃、一時的な意識の変容によって、意図の固定が一瞬解除され、意図の流動性が回復したタイプだと考えられる。

エックハルト・トール「うつと絶望の極致に達した瞬間に、突然「今、この瞬間」に気付いた。」
バイロン・ケイティ「人生のどん底にいたとき、「すべては思考の中にある」と気付いた。」
クリシュナムルティ「激しい体調不良を経験した後に、意識の変化を体験した。」
ラマナ・マハルシ「強烈な死の恐怖の中で「私は死ぬものではなく、ただ存在しているだけだ」と気付いた。」

これらはすべて、意図の固定化が極限まで達したことで、意図の流動性が偶然に回復した結果。

偶然に意図の流動性が回復すると、その体験が「なぜ起こったのか?」を考える。
しかし、「意図の流動性」が見えないまま解釈しようとすると、思考や自己概念に頼ってしまう。

例えば:
「私は本当の自分に目覚めた」 → 「意図が流動し始めた」だけなのに、「本当の自分」を持ち出す。
「思考を手放したら、現実が変わった」 → 「意図の流動性が回復した」だけなのに、「思考の操作」と誤解する。
 「神の視点に目覚めた」 → 「意図の流動性の回復」が起こっただけなのに、「神の概念」を持ち出す。

偶然の覚醒は、思考で解釈しようとするとズレが生じる。

意識レベルと無意識レベルの理解にズレがあると無為には至れない。

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